
サメとエイ :脆弱種の保護
ダイバーがよく遭遇する生物であるサメの個体数減少を 2030 年までに回復させる。
脅威と私たちの役割
健全な海洋生態系を保つ上で、サメは捕食者としての役割を果たしています。しかし、人々に畏敬の念を持たれつつも絶滅の脅威にさらされている約 300 種のサメは十分に保護されていません 。
サメやエイは観光の目玉として多くの国の経済を支えています。ダイビング・コミュニティはサメやエイの保護を推進し、その機会を多くの人々に提供しています。乱獲と海洋汚染による生息地の喪失が主な脅威となっており、市民科学や広報活動を通じてダイバーはサメやエイの減少に立ち向かう世界的な取り組みの先頭に立っています。
私たちの成果
AWARE は、38 種類の国際取引制限を確保し、28 種類の乱獲を終了させることに貢献しました 。

持続可能な漁業
ダイビング・コミュニティと乱獲反対を訴えるリーダーを結びつけることにより、サメとエイの健全な個体数の保護に努めています。シャーク・リーグ・コーリションの積極的なメンバーである AWARE は 15 カ国から地中海と大西洋における種を保護する約束を取り付けました。

教育とトレーニング
推定 600,000 人のシャーク・ウォッチャーたちは年間 3 億 1,400 万ドルをその体験に投じています。AWARE サメの保護コースはダイバーとノン・ダイバーたちが世界中のどこででも保護活動に積極的に参加できるよう、情報、ツール、スキルを提供しています。
我々の戦略
ダイバーがよく遭遇する生物であるサメの個体数減少を 2030 年までに回復させる。
鍵となる活動 (1) 2023 年までに PADI Torchbearers™ によるサメ・エイ保護促進のための国内キャンペーンを 10 回実施 (2) ダイバーがよく遭遇する生物であるサメの個体数を把握するため世界的なサメ調査を実施

2021 年 国 内キャンペーン
10 カ国でサメとエイのキャンペーンを実施し地域や国レベルでの保護対策を推進する。

2021 年 グローバル・アドボカシー(世界への呼びかけ)
シャーク・リーグ・コーリションとの連携により、2023 年までに大西洋における絶滅危惧種のアオザメの乱獲禁止の実現を目指します。